チャートはトレンドとボックスだけでできている!!トレンドとボックスの基礎
今回はチャートに現れる基本的な形についてまとめていきます。
チャートの流れは3つしかありません。
トレンドを作って上昇しているのか、トレンドを作って下落しているのか。
トレンドがなく横横の動きボックスを形成しているのか。
のみです。
株価がトレンドを形成した場合、そのトレンドは必ず終了します。
上がり続ける株なんてありませんよね?
また下がり続ける株価も例外を除いてありません。
そしてトレンドが終わると基本的にはボックスを形成します。
もちろん上昇トレンドから一気に下落トレンドに移る場合もありますが、基本的には一旦は横横の動きになり次のトレンドを作るための充電期間に入ります。
大きなトレンドの流れができている場合は、その流れの方向にトレンドが継続することが多いです。
トレンドは友達、トレンドに逆らうなという格言はまさにそのことを表しています。
そしてこのボックスはサポートラインやレジスタンスライン、移動平均線や価格帯出来高の多い場所で発生しやすくなります。
ボックスになるということは売りと買いの力が同じくらいになり力関係が拮抗していることを表しています。
そしてパワーバランスが崩れどちらか一方に大きく振れるときにトレンドが発生します。
イメージしにくいと思いますので実際に現在のチャート見ていきましょう。
これは現在の日経平均1時間足のチャートです。
トレンドとトレンドの間にはボックスが存在していることがわかります。
そしてトレンドが発生している中にも小さなボックスがいくつもあり、トレンドの流れに沿ってまた同じトレンド方向に株価が流れることが多いことがわかります。
そして現在は黄色のボックスから株価が下に抜け出していることがわかります。
ボックスから新たなトレンドが生まれる場合は必ずボックスから抜け出すためのブレイクが必要になります。
もちろんそれがだましになってまたボックスの中に株価が持どることも多々ありますが、それでも新たなトレンドが発生する場合はブレイクは必須条件になります。
そしてこの現象をトレードにどう活かすかですが、トレンドが発生しているときにトレンド方向にポジションを持つことが一番優位性のあるトレードを実行できる確率が高いです。
そのために現在の株価がボックスを抜け出し新たなトレンドを形成していると判断し、そのトレンド方向にポジションを初動で取るように、そのタイミングを見はからってエントリーする必要が出てきます。
私はその判断をMACDでしています。
現在の1時間足はDCのままですがGCをしそうな状況になっています。
また短期15分足はDCしていません。