相場心理学【ソーン最終章】解説 第一章
ゾーン最終章の大事な箇所を抽出しまとめていきます。
ゾーン最終章は投資やトレードをする上で必要な考え方や精神的な問題点をを詳細に解き明かしわかりやすく解説しています。
特に現在トレードや投資で勝てない理由が自分の精神的な原因にある場合、この本を一度読んでみるべきです。
自分では絶対に気づけない原因が存在していたことに驚かされます。
【監修者まえがき】
・対象としての金融市場についての科学的で正しいものの見方・考え方(世界観)を身に着けるべき。
・私たち日本人には、もともと世の不完全さを受け入れる精神的な土壌がすでにある。
・「勝つことが全てではない」
・運用結果は市場が決めることであり、自分の意思でそれをコントロールすることはできないと正しく理解する。
・こうした現実的な考え方は、多少トレード経験と観察力があれば、日本人なら誰でも自然に習得することができる。
・「何が客観的に正しいのか?」を限界まで突き詰めて考えるという習慣がない。
【第一章】 着実に成果を上げるためにはプロのように考える必要がある
・プロトレーダーとは、極端なドローダウンをなくし資産曲線が安定した右肩上がりになることで、長期にわたって着実に利益を上げ続けれあれるほどに上達しているトレーダー。
・着実に勝てない人が多い理由として、「損切りは早く、利を伸ばせ」の格言はみんな知っているが、実際の意味をまだ把握できていない。
・「儲けては損する人」は勝てる方法を知っているが損切りを先延ばしさせようとする心の声に対抗するすべを知らない。
・この判断を客観的かつ効果的に、つまり一貫して下し続けるには、特別なスキルが必要であり、そのスキル気づいていないか不十分な理解しかしていない。
・損が少ないうちにカットする機会はいくらでもあったが、どんな理由にしろ自分で損切りを先延ばしにしたことは考えようとしない。
・全く勝てない人はトレードは簡単だという考え方を変えない限り一生勝てないだろう。
・トレーダーにとって大きな弊害は自分自身の思考や心理が及ぼす力によって生じる。
『大きな弊害』
・理解不足
・トレードで何をすればうまくいき、どうすれば着実な成果を上げられるかについての危険な誤解や誤った想定。
・心配
・客観的に見ることや、精神的に落ち着いてトレードをすることができない。
・トレードのリスクで危険に陥りかねない幻想を抱く。
・資金管理ができない。
本当の難題
・トレードにおける障壁はその存在を隠しながら成長する。
・重大な悪影響をもたらすにも関わらず、悪影響の源にほとんど気づかない力で成り立っており、自分がその弊害に侵されていることすら気づいていない。
・成功できる一歩手前まで来ていてもトレードの見えない障壁が妨げになる。
・壁が見えない理由は心理の及ぼす力が一般的に漠然としていて、理解しにくいものであるから。
・問題の原因を見極められないと適切な解決策を見つけることはできない。
見えない壁とは
・トレードの成功法について私たちが持つ思い込み。
第一章ではまだ具体的なことは書かれていません。
第二章以降は具体的になっていきます。今後もまとめていきますので、第二章以降も参考にしてみてください!